ACTA+ JOURNEY
【イベントレポート東京・神秘の森】都市に現れた、循環を体験するパブリック・アート展
都市の中心に現れた「神秘の森」。『ACTA+』が届けるパブリック・アート展 2026年2月21日(土)〜3月5日(木)、東京ミッドタウン八重洲1Fガレリアにて、廃棄物を用いたパブリック・アート展「神秘の森」を株式会社ACTA PLUS(以下、『ACTA+』)が主催しました。 会場となった東京ミッドタウン八重洲は、日本を代表するビジネス街・東京駅前に位置する都市空間。神秘的な音楽が流れる中、都市の中心に突如現れ、廃棄物から生まれたアート作品によって構成された「森」は行き交う人々の足を止め、思わず奥へと進みたくなるような没入感を生み出していました。 『ACTA+』はこれまで、廃棄物アートを通じて、サスティナビリティを「正論」ではなく「憧れ」として社会に届けることを目指してきました。 今回の展示「神秘の森」のミッションは「サスティナビリティを“体験”として届け廃棄物を憧れとして心に残す」こと。環境問題を説明するのではなく、空間体験を通じて心に残す試みです。 では、なぜ今『ACTA+』は東京でこの展示を行うのでしょうか。 その背景には、日本がかつて持っていた「循環の文化」があります。江戸時代の都市では、資源を無駄なく使い切り、再び活かす循環の仕組みが社会に存在していました。 「神秘の森」は、かつての循環文化と未来のサステナブルな社会を静かにつなぐ試みでもあったのです。 江戸の知恵と未来が交差する「循環の物語」 東京は、かつて江戸と呼ばれた都市です。 本企画「神秘の森」は、単なるアート展示の枠を超え、江戸文化の中心地であった八重洲を起点に、50年後・100年後の人と地球の営みを問い直す試みとして企画されました。 江戸の暮らしの中には、「直して使う」「繕って長く着る」といった循環の文化が自然と息づいていました。壊れた道具を修理し、古くなった衣服を仕立て直しながら使い続ける。そこには、単に無駄を出さないためだけではなく「ものと共に生きていく感覚」がありました。 一方で現代の社会では、大量生産・大量消費の仕組みの中で、多くのものが役目を終えると廃棄物として処理されていきます。 私たちが生み出したそれらの多くは、自然の循環の中に戻ることができない存在でもあります。『ACTA+』が取り組む廃棄物アートは、そうした「大地に戻れないもの」を、アートという媒体を通して新たな価値へと変え、未来へつなぎ直す試みです。 今回の展示「神秘の森」は、廃棄物を素材としたアート作品によって構成された「森」の回遊型インスタレーションとして展開されました。 来場者は、廃棄物から生み出された多様な形態の作品の間を、森の中を散策するように歩きながら展示空間を巡ります。作品や展示の随所には、立ち止まって考えたくなるような視点や問いがちりばめられており、廃棄物や循環、今後の人の営みについて思考を巡らせるきっかけを生み出します。 こうした「森」を巡る体験は、江戸から続く循環の文化と、未来のサステナブルな社会を静かにつなぎ直す時間でもあります。説明や正論として伝えるのではなく、空間体験を通して循環の感覚に気づくこと。「神秘の森」は、過去から未来へと続く循環の物語を、アートを通して体験する場として生まれたのです。 森を巡りながら出会うアート。「神秘の森」を彩った3名のアーティスト 本展「神秘の森」では、廃棄物を素材とした作品が空間を構成し、来場者が森を巡るように歩きながら作品と出会う展示が展開されました。 ここでは「神秘の森」で展示され、廃棄物から新たな価値を生み出した3名のアーティストの作品を紹介します。 ●大薗...
【イベントレポート東京・神秘の森】都市に現れた、循環を体験するパブリック・アート展
都市の中心に現れた「神秘の森」。『ACTA+』が届けるパブリック・アート展 2026年2月21日(土)〜3月5日(木)、東京ミッドタウン八重洲1Fガレリアにて、廃棄物を用いたパブリック・アート展「神秘の森」を株式会社ACTA PLUS(以下、『ACTA+』)が主催しました。 会場となった東京ミッドタウン八重洲は、日本を代表するビジネス街・東京駅前に位置する都市空間。神秘的な音楽が流れる中、都市の中心に突如現れ、廃棄物から生まれたアート作品によって構成された「森」は行き交う人々の足を止め、思わず奥へと進みたくなるような没入感を生み出していました。 『ACTA+』はこれまで、廃棄物アートを通じて、サスティナビリティを「正論」ではなく「憧れ」として社会に届けることを目指してきました。 今回の展示「神秘の森」のミッションは「サスティナビリティを“体験”として届け廃棄物を憧れとして心に残す」こと。環境問題を説明するのではなく、空間体験を通じて心に残す試みです。 では、なぜ今『ACTA+』は東京でこの展示を行うのでしょうか。 その背景には、日本がかつて持っていた「循環の文化」があります。江戸時代の都市では、資源を無駄なく使い切り、再び活かす循環の仕組みが社会に存在していました。 「神秘の森」は、かつての循環文化と未来のサステナブルな社会を静かにつなぐ試みでもあったのです。 江戸の知恵と未来が交差する「循環の物語」 東京は、かつて江戸と呼ばれた都市です。 本企画「神秘の森」は、単なるアート展示の枠を超え、江戸文化の中心地であった八重洲を起点に、50年後・100年後の人と地球の営みを問い直す試みとして企画されました。 江戸の暮らしの中には、「直して使う」「繕って長く着る」といった循環の文化が自然と息づいていました。壊れた道具を修理し、古くなった衣服を仕立て直しながら使い続ける。そこには、単に無駄を出さないためだけではなく「ものと共に生きていく感覚」がありました。 一方で現代の社会では、大量生産・大量消費の仕組みの中で、多くのものが役目を終えると廃棄物として処理されていきます。 私たちが生み出したそれらの多くは、自然の循環の中に戻ることができない存在でもあります。『ACTA+』が取り組む廃棄物アートは、そうした「大地に戻れないもの」を、アートという媒体を通して新たな価値へと変え、未来へつなぎ直す試みです。 今回の展示「神秘の森」は、廃棄物を素材としたアート作品によって構成された「森」の回遊型インスタレーションとして展開されました。 来場者は、廃棄物から生み出された多様な形態の作品の間を、森の中を散策するように歩きながら展示空間を巡ります。作品や展示の随所には、立ち止まって考えたくなるような視点や問いがちりばめられており、廃棄物や循環、今後の人の営みについて思考を巡らせるきっかけを生み出します。 こうした「森」を巡る体験は、江戸から続く循環の文化と、未来のサステナブルな社会を静かにつなぎ直す時間でもあります。説明や正論として伝えるのではなく、空間体験を通して循環の感覚に気づくこと。「神秘の森」は、過去から未来へと続く循環の物語を、アートを通して体験する場として生まれたのです。 森を巡りながら出会うアート。「神秘の森」を彩った3名のアーティスト 本展「神秘の森」では、廃棄物を素材とした作品が空間を構成し、来場者が森を巡るように歩きながら作品と出会う展示が展開されました。 ここでは「神秘の森」で展示され、廃棄物から新たな価値を生み出した3名のアーティストの作品を紹介します。 ●大薗...
【インタビュー記事】「結界」を張り、別世界を立ち上げる。Yoko Ichikawaさんがつくる...
研究者として美術史を学び、社会人としてのキャリアを経て、現代美術家とイラストレーターへと転身した Yoko Ichikawaさん。国内外のアーティスト・イン・レジデンスを拠点に、インスタレーションとドローイングを軸とした作品制作を続けています。 Yoko Ichikawaさんの表現の特徴は、自身を地域や社会の声を可視化する「媒体(メディア)」として捉えている点にあります。 2026年2月~3月に開催された、廃棄物を用いた『ACTA+』のパブリックアート展「神秘の森」では、アーティストの一人として、来場者が日常から切り離されるような不思議な「森の空間」を表現しました。 今回は、Yoko Ichikawaさんがアーティストとして歩み始めたきっかけから、創作スタイル、生成AI時代における表現者としての思想、そして今後の展望までを伺いました。 美大ではなく、研究室から。美術史から歩み始めたアーティストの道 ――まずは、簡単に自己紹介をお願いします。 Yoko Ichikawaさん:私は、現代美術家とイラストレーターとして活動しています。活動拠点は群馬県と東京都で、制作の際は国内外のアーティスト・イン・レジデンスに滞在しながら作品をつくることが多いですね。 主な制作媒体は、インスタレーションとドローイングです。 ――Yoko Ichikawaさんは、アーティストとしては少し珍しい経歴をお持ちですよね。 Yoko Ichikawaさん:そうですね。いわゆる美大出身ではありません。大学は国際基督教大学(ICU) に進学して、美術史を専攻していました。専攻したテーマは「19世紀イギリスのタペストリー」という、とてもニッチな分野です。 また、当時はグラフィックデザイナーになりたいと思っていたので、ICUに通いながら、桑沢デザイン研究所にも通っていました。いわゆるダブルスクールですね。ただ、そこで周囲の人の才能に圧倒されてしまって、一度はデザインの道を諦めたんです。自分にとっては大きな挫折でもありましたね。 その後、一橋大学大学院に進学し、ICUと同様に美術史を専攻して研究を続けました。 ――2026年の『ACTA+』のパブリックアート展にも参加されているのですよね。 Yoko Ichikawaさん:はい。2026年2月~3月に東京で開催された『ACTA+』のパブリックアート展「神秘の森」にアーティストとして参加しました。廃棄物を活用しながら、「あれ?ここってどこだっけ?」と、来場者がふと立ち止まるような感覚を味わえる森の空間を表現しました。 △神秘の森展示作品「Still Growing」 「人生でやり残したことはないか」。留学と仕事を経てたどり着いた30代の決断 ――もともと、アートは好きだったのでしょうか。 Yoko Ichikawaさん:はい。子どもの頃から、つくること自体は好きでした。絵を描いたり、段ボールや紙粘土で何かをつくったりしていましたね。NHKの番組「つくってあそぼ」のワクワクさんが大好きな子どもだったんです(笑)...
【インタビュー記事】「結界」を張り、別世界を立ち上げる。Yoko Ichikawaさんがつくる...
研究者として美術史を学び、社会人としてのキャリアを経て、現代美術家とイラストレーターへと転身した Yoko Ichikawaさん。国内外のアーティスト・イン・レジデンスを拠点に、インスタレーションとドローイングを軸とした作品制作を続けています。 Yoko Ichikawaさんの表現の特徴は、自身を地域や社会の声を可視化する「媒体(メディア)」として捉えている点にあります。 2026年2月~3月に開催された、廃棄物を用いた『ACTA+』のパブリックアート展「神秘の森」では、アーティストの一人として、来場者が日常から切り離されるような不思議な「森の空間」を表現しました。 今回は、Yoko Ichikawaさんがアーティストとして歩み始めたきっかけから、創作スタイル、生成AI時代における表現者としての思想、そして今後の展望までを伺いました。 美大ではなく、研究室から。美術史から歩み始めたアーティストの道 ――まずは、簡単に自己紹介をお願いします。 Yoko Ichikawaさん:私は、現代美術家とイラストレーターとして活動しています。活動拠点は群馬県と東京都で、制作の際は国内外のアーティスト・イン・レジデンスに滞在しながら作品をつくることが多いですね。 主な制作媒体は、インスタレーションとドローイングです。 ――Yoko Ichikawaさんは、アーティストとしては少し珍しい経歴をお持ちですよね。 Yoko Ichikawaさん:そうですね。いわゆる美大出身ではありません。大学は国際基督教大学(ICU) に進学して、美術史を専攻していました。専攻したテーマは「19世紀イギリスのタペストリー」という、とてもニッチな分野です。 また、当時はグラフィックデザイナーになりたいと思っていたので、ICUに通いながら、桑沢デザイン研究所にも通っていました。いわゆるダブルスクールですね。ただ、そこで周囲の人の才能に圧倒されてしまって、一度はデザインの道を諦めたんです。自分にとっては大きな挫折でもありましたね。 その後、一橋大学大学院に進学し、ICUと同様に美術史を専攻して研究を続けました。 ――2026年の『ACTA+』のパブリックアート展にも参加されているのですよね。 Yoko Ichikawaさん:はい。2026年2月~3月に東京で開催された『ACTA+』のパブリックアート展「神秘の森」にアーティストとして参加しました。廃棄物を活用しながら、「あれ?ここってどこだっけ?」と、来場者がふと立ち止まるような感覚を味わえる森の空間を表現しました。 △神秘の森展示作品「Still Growing」 「人生でやり残したことはないか」。留学と仕事を経てたどり着いた30代の決断 ――もともと、アートは好きだったのでしょうか。 Yoko Ichikawaさん:はい。子どもの頃から、つくること自体は好きでした。絵を描いたり、段ボールや紙粘土で何かをつくったりしていましたね。NHKの番組「つくってあそぼ」のワクワクさんが大好きな子どもだったんです(笑)...
【イベントレポート】韓国・環黄海経済・技術交流会議 | ビジネスの枠を超え、文化へ。『ACTA...
2025年11月18日(火)から21日(金)まで、韓国・大田広域市にて「第23回環黄海経済・技術交流会議」が開催されました。この会議は、九州、韓国、中国政府、自治体、経済界が連携し、2001年から行われている国際交流プラットフォームです。 その中で、廃棄物アート事業を展開する『ACTA+』の代表・橋本きわこが登壇。 数多くのテクノロジー系企業やスタートアップが集まる国際会議の場で、なぜ『ACTA+』が選ばれるのでしょうか。 今回は九州にゆかりのあるスタートアップ企業として、『ACTA+』が国際ピッチに参加した背景や韓国で寄せられた反応、今回の参加で得られた学びを振り返ります。 【第23回環黄海経済・技術交流会議 開催概要】 ・会議名:第23回環黄海経済・技術交流会議・開催期間:2025年11月18日(火)~21日(金)・会場:韓国大田広域市ホテルICC等・テーマ:環黄海経済圏の成長・発展~バイオ・ヘルスケア・科学技術・ビジネス交流~・主催:(九州側)九州経済国際化推進機構、九州経済産業局(一社)九州経済連合会(韓国側)大韓民国産業通資源商部、(社)韓日経済協会、(財)大田人材経済振興院(中国側)中華人民共和国商務部 ※イベント詳細:https://www.kyushu.meti.go.jp/press/2508/250820_1_3.pdf なぜ『ACTA+』が出場したのか?国際ピッチ出場の背景 今回の「環黄海経済・技術交流会議」は、九州・韓国・中国の政府や自治体、経済界が連携し、日韓のスタートアップ交流を目的とした国際的な会議です。第23回となる今回は「環黄海経済圏の成長・発展」をテーマに、バイオ・ヘルスケア・科学技術・ビジネス交流といった分野を軸に開催しました。 会議には、日本から参加者が50名に満たない、韓国や中国からはそれぞれ100〜200名程度が参加。 橋本が参加するきっかけとなり、主催である九州経済産業局からの声かけでした。 九州・山口エリアに縁のあるスタートアップやベンチャー企業を海外に紹介する決意の意として、『ACTA+』にも参加することになりました。 『ACTA+』は、廃材をアートとして表現する活動を展開しています。今回の引き上げでは「文化の醸成」を軸に、その取り組みを「心のウェルネス」という切り口で紹介しました。 「斬新さ」が評価されたことに挑戦。海外から見えた、『ACTA+』の新たな可能性 慎重に質問し、橋本が受け取った反応は「斬新だ」「非常に重要だ」という評価でした。 後には、韓国や中国の参加者から「このビジネスは実際に収益が上がっているのか」「どのような企業と取引しているのか」といった質問が次ぎました。 韓国や中国では、経済効果や効率性が重視される傾向が強く、『ACTA+』の「文化を醸成するビジネスする」は、参加者からも新鮮な切り口だったと感じました。 主催者側からは、「どの分野や立場の人にも響くような内容でした」といった声も集まりました。多くの参加者が特定の技術や説明などを前面に出して発表の中で、『ACTA+』は「文化」という大きな不安で事業を語ったことが響いたとも言われました。 また、今回の反応橋本が感じたのは、「日本で当たり前になりつつある価値観が、海外ではまだ珍しい」ということです。文化・社会的な側面においては、「韓国は日本の10年後も近づいている」という声もあります。 そのため、現在日本が解決している課題や解決は、今後アジア諸国とも向き合うテーマとなり、将来的には必要とされる可能性が高いと感じました。 発展ではなく、確認。参加して『ACTA+』が得た手応えと収穫 本日の「環黄海経済・技術交流会議」への参加は、アジア市場における『ACTA+』の立ち位置を確認するための機会となりました。 大きな収穫の一つは、「市場調査としての手応え」です。韓国や中国に関しては、文化の醸成を軸に、『ACTA+』が実現する「心のウェルネス」という価値がどのように受け入れられるのかを、現地の反応を理解できました。 また、米国やアジアなどの有識者から直接フィードバックを得た点も重要な成果です。 さらに、限られた時間の中で『ACTA+』の闘いやビジョンを伝え、勝利をいただいた点にも意義を感じています。 今回の段階では、中国やような韓国市場アジアに関して、『ACTA+』の事業が「面白い」「ユニークだ」といった評価を受ける可能性を確認できました。
【イベントレポート】韓国・環黄海経済・技術交流会議 | ビジネスの枠を超え、文化へ。『ACTA...
2025年11月18日(火)から21日(金)まで、韓国・大田広域市にて「第23回環黄海経済・技術交流会議」が開催されました。この会議は、九州、韓国、中国政府、自治体、経済界が連携し、2001年から行われている国際交流プラットフォームです。 その中で、廃棄物アート事業を展開する『ACTA+』の代表・橋本きわこが登壇。 数多くのテクノロジー系企業やスタートアップが集まる国際会議の場で、なぜ『ACTA+』が選ばれるのでしょうか。 今回は九州にゆかりのあるスタートアップ企業として、『ACTA+』が国際ピッチに参加した背景や韓国で寄せられた反応、今回の参加で得られた学びを振り返ります。 【第23回環黄海経済・技術交流会議 開催概要】 ・会議名:第23回環黄海経済・技術交流会議・開催期間:2025年11月18日(火)~21日(金)・会場:韓国大田広域市ホテルICC等・テーマ:環黄海経済圏の成長・発展~バイオ・ヘルスケア・科学技術・ビジネス交流~・主催:(九州側)九州経済国際化推進機構、九州経済産業局(一社)九州経済連合会(韓国側)大韓民国産業通資源商部、(社)韓日経済協会、(財)大田人材経済振興院(中国側)中華人民共和国商務部 ※イベント詳細:https://www.kyushu.meti.go.jp/press/2508/250820_1_3.pdf なぜ『ACTA+』が出場したのか?国際ピッチ出場の背景 今回の「環黄海経済・技術交流会議」は、九州・韓国・中国の政府や自治体、経済界が連携し、日韓のスタートアップ交流を目的とした国際的な会議です。第23回となる今回は「環黄海経済圏の成長・発展」をテーマに、バイオ・ヘルスケア・科学技術・ビジネス交流といった分野を軸に開催しました。 会議には、日本から参加者が50名に満たない、韓国や中国からはそれぞれ100〜200名程度が参加。 橋本が参加するきっかけとなり、主催である九州経済産業局からの声かけでした。 九州・山口エリアに縁のあるスタートアップやベンチャー企業を海外に紹介する決意の意として、『ACTA+』にも参加することになりました。 『ACTA+』は、廃材をアートとして表現する活動を展開しています。今回の引き上げでは「文化の醸成」を軸に、その取り組みを「心のウェルネス」という切り口で紹介しました。 「斬新さ」が評価されたことに挑戦。海外から見えた、『ACTA+』の新たな可能性 慎重に質問し、橋本が受け取った反応は「斬新だ」「非常に重要だ」という評価でした。 後には、韓国や中国の参加者から「このビジネスは実際に収益が上がっているのか」「どのような企業と取引しているのか」といった質問が次ぎました。 韓国や中国では、経済効果や効率性が重視される傾向が強く、『ACTA+』の「文化を醸成するビジネスする」は、参加者からも新鮮な切り口だったと感じました。 主催者側からは、「どの分野や立場の人にも響くような内容でした」といった声も集まりました。多くの参加者が特定の技術や説明などを前面に出して発表の中で、『ACTA+』は「文化」という大きな不安で事業を語ったことが響いたとも言われました。 また、今回の反応橋本が感じたのは、「日本で当たり前になりつつある価値観が、海外ではまだ珍しい」ということです。文化・社会的な側面においては、「韓国は日本の10年後も近づいている」という声もあります。 そのため、現在日本が解決している課題や解決は、今後アジア諸国とも向き合うテーマとなり、将来的には必要とされる可能性が高いと感じました。 発展ではなく、確認。参加して『ACTA+』が得た手応えと収穫 本日の「環黄海経済・技術交流会議」への参加は、アジア市場における『ACTA+』の立ち位置を確認するための機会となりました。 大きな収穫の一つは、「市場調査としての手応え」です。韓国や中国に関しては、文化の醸成を軸に、『ACTA+』が実現する「心のウェルネス」という価値がどのように受け入れられるのかを、現地の反応を理解できました。 また、米国やアジアなどの有識者から直接フィードバックを得た点も重要な成果です。 さらに、限られた時間の中で『ACTA+』の闘いやビジョンを伝え、勝利をいただいた点にも意義を感じています。 今回の段階では、中国やような韓国市場アジアに関して、『ACTA+』の事業が「面白い」「ユニークだ」といった評価を受ける可能性を確認できました。
【インタビュー】タイ・バンコクのチャリティーバザーに出展。あるものを活かす『ACTA+』が見つ...
タイの日本人会チャリティーバザーから始まる、『ACTA+』の海外活動 2025年9月20日(土)~21日(日)の2日間、タイ・バンコクにある大型商業施設「ICONSIAM(アイコンサイアム)」の7階「SURALAI HALL」にて、「第52回 日本人会チャリティーバザー」が開催されました。本イベントは、タイ国日本人会が主催する恒例のチャリティーイベントで、日本人と現地の来場者が多数訪れました。 今回、廃棄物アート事業を展開する『ACTA+』は、「サイアム高島屋」のブースの一つとして本イベントに参加。『ACTA+』代表の吉本は、海外での活動について「日本にこだわらず、求められる場所へ行く」というスタンスを大切にしています。 最初の海外展開の地としてタイを選んだ背景には、「ものを大切にし、あるものを活かす」という、日本とタイに共通する価値観がありました。 今回『ACTA+』のタイでの活動と、なぜ海外の最初の地としてタイでの活動を選んだのか、その背景にある想いや今後の展望について、『ACTA+』吉本の言葉を通じて紹介します。 9月|大手企業に並ぶ出展。サイアム高島屋のチャリティーバザーで見えた来場者の反響 ――『ACTA+』として、最初に行った海外活動が、今回のチャリティーバザーですよね。 『ACTA+』吉本(以下、吉本):はい。2025年9月に、タイ国日本人会が主催するチャリティーバザーで、「サイアム高島屋」のブースの一角として今回『ACTA+』が出展しました。 会場は「ICONSIAM(アイコンサイアム)」という、バンコクでも特に大きくて綺麗なショッピングモール内のイベントスペースです。出展ブースは、右隣がタケオキクチ、左隣がJALという、大手企業に挟まれて『ACTA+』が並ぶ形でしたね。 ――このとき、廃棄物アートの作品販売を行ったのでしょうか。 吉本:いえ、作品の販売はしていません。作品をタイへ持ち込む際に関税の問題もありますし、チャリティーイベントという性質もあって、今回は「贈呈品」という形を取りました。 具体的には、『ACTA+』のブースに来てくださった方にアンケートに答えていただき、その後にカプセルトイ(カプセル自動販売機)を引いてもらう仕組みです。そこで当たりが出た方には景品をプレゼントし、外れた方にはポストカードをお渡ししました。 ――来場者の反響はいかがでしたか? 吉本:チャリティーバザー全体では、何千人もの来場者がある大きなイベントでした。その中で、『ACTA+』のカプセルトイには2日間で約100人ほどが参加してくれました。アンケートの内訳を見ると、タイの方と日本人がほぼ半々でしたね。 「サステナビリティに関する商品や取り組みに関心がありますか?」といった質問に対しても、ポジティブな意見が多く、国籍を問わず関心の高さを感じました。 【来場者のアンケート結果(一部抜粋)】 ▼質問1:「廃棄物を使ったアート作品や製品に興味がありますか?」に「ある」と回答した理由 ・「地球上の環境問題に真剣に取り組む姿勢に共感を得たため」(40代・日本女性)・「長期的な視点で事業を行っていると感じるから」(30代・日本男性)・「サステナブルな社会を推進するために企業発で行動を起こす、ことが重要だと思うから」(20代・女性)・「日本はもったいない精神でサステナブルは、とても身近だと思うから」(40代・日本女性)・「捨てられるはずのものを再度かがやく形にしていて、本当に素敵です!」(30代・日本男性)・「良い環境のある未来に生きたいから」(40代・タイ女性)・「環境はとても重要だから」(50代・タイ女性)・「廃棄物を有効活用したいから」(40代・タイ男性) ▼質問2:「今後『ACTA+』の廃棄物のアートイベント、展示会やワークショップ等を開催する予定ですが、ご興味がありますか?」に「ある」と回答した理由 ・「デザインが魅力的だから」(30代・日本男性)・「サスティナブルな活動に貢献することができるため」(20代・日本女性)・「どんなものがあるか興味深い」(40代・日本女性)・「コンセプトに共感しているため」(30代・日本男性)・「タイでの廃棄物を良く目にしているため」(30代・日本男性)・「有益で、学びが多いから」(30代・タイ男性)・「新しいアイデアが生まれるかもしれないから」(40代・タイ男性)・「創造性に興味があるから」(50代・タイ女性) 10月|バンコク主催の環境イベント「BCAW」で実現した、『ACTA+』のピッチ登壇 ――9月のチャリティーバザーに続いて、10月には「バンコク・クライメート・アクション・ウィーク(BCAW)」にも参加されたそうですね。 吉本:はい。10月には、バンコク主催の気候変動に関するイベント「バンコク・クライメート・アクション・ウィーク(BCAW)」が開催されました。その中で、日本の「OECC(一般社団法人海外環境協力センター)」と横浜市が共同で出しているブースがあり、そこからお声がけいただき、『ACTA+』としてピッチ登壇の機会をいただきました。 ...
【インタビュー】タイ・バンコクのチャリティーバザーに出展。あるものを活かす『ACTA+』が見つ...
タイの日本人会チャリティーバザーから始まる、『ACTA+』の海外活動 2025年9月20日(土)~21日(日)の2日間、タイ・バンコクにある大型商業施設「ICONSIAM(アイコンサイアム)」の7階「SURALAI HALL」にて、「第52回 日本人会チャリティーバザー」が開催されました。本イベントは、タイ国日本人会が主催する恒例のチャリティーイベントで、日本人と現地の来場者が多数訪れました。 今回、廃棄物アート事業を展開する『ACTA+』は、「サイアム高島屋」のブースの一つとして本イベントに参加。『ACTA+』代表の吉本は、海外での活動について「日本にこだわらず、求められる場所へ行く」というスタンスを大切にしています。 最初の海外展開の地としてタイを選んだ背景には、「ものを大切にし、あるものを活かす」という、日本とタイに共通する価値観がありました。 今回『ACTA+』のタイでの活動と、なぜ海外の最初の地としてタイでの活動を選んだのか、その背景にある想いや今後の展望について、『ACTA+』吉本の言葉を通じて紹介します。 9月|大手企業に並ぶ出展。サイアム高島屋のチャリティーバザーで見えた来場者の反響 ――『ACTA+』として、最初に行った海外活動が、今回のチャリティーバザーですよね。 『ACTA+』吉本(以下、吉本):はい。2025年9月に、タイ国日本人会が主催するチャリティーバザーで、「サイアム高島屋」のブースの一角として今回『ACTA+』が出展しました。 会場は「ICONSIAM(アイコンサイアム)」という、バンコクでも特に大きくて綺麗なショッピングモール内のイベントスペースです。出展ブースは、右隣がタケオキクチ、左隣がJALという、大手企業に挟まれて『ACTA+』が並ぶ形でしたね。 ――このとき、廃棄物アートの作品販売を行ったのでしょうか。 吉本:いえ、作品の販売はしていません。作品をタイへ持ち込む際に関税の問題もありますし、チャリティーイベントという性質もあって、今回は「贈呈品」という形を取りました。 具体的には、『ACTA+』のブースに来てくださった方にアンケートに答えていただき、その後にカプセルトイ(カプセル自動販売機)を引いてもらう仕組みです。そこで当たりが出た方には景品をプレゼントし、外れた方にはポストカードをお渡ししました。 ――来場者の反響はいかがでしたか? 吉本:チャリティーバザー全体では、何千人もの来場者がある大きなイベントでした。その中で、『ACTA+』のカプセルトイには2日間で約100人ほどが参加してくれました。アンケートの内訳を見ると、タイの方と日本人がほぼ半々でしたね。 「サステナビリティに関する商品や取り組みに関心がありますか?」といった質問に対しても、ポジティブな意見が多く、国籍を問わず関心の高さを感じました。 【来場者のアンケート結果(一部抜粋)】 ▼質問1:「廃棄物を使ったアート作品や製品に興味がありますか?」に「ある」と回答した理由 ・「地球上の環境問題に真剣に取り組む姿勢に共感を得たため」(40代・日本女性)・「長期的な視点で事業を行っていると感じるから」(30代・日本男性)・「サステナブルな社会を推進するために企業発で行動を起こす、ことが重要だと思うから」(20代・女性)・「日本はもったいない精神でサステナブルは、とても身近だと思うから」(40代・日本女性)・「捨てられるはずのものを再度かがやく形にしていて、本当に素敵です!」(30代・日本男性)・「良い環境のある未来に生きたいから」(40代・タイ女性)・「環境はとても重要だから」(50代・タイ女性)・「廃棄物を有効活用したいから」(40代・タイ男性) ▼質問2:「今後『ACTA+』の廃棄物のアートイベント、展示会やワークショップ等を開催する予定ですが、ご興味がありますか?」に「ある」と回答した理由 ・「デザインが魅力的だから」(30代・日本男性)・「サスティナブルな活動に貢献することができるため」(20代・日本女性)・「どんなものがあるか興味深い」(40代・日本女性)・「コンセプトに共感しているため」(30代・日本男性)・「タイでの廃棄物を良く目にしているため」(30代・日本男性)・「有益で、学びが多いから」(30代・タイ男性)・「新しいアイデアが生まれるかもしれないから」(40代・タイ男性)・「創造性に興味があるから」(50代・タイ女性) 10月|バンコク主催の環境イベント「BCAW」で実現した、『ACTA+』のピッチ登壇 ――9月のチャリティーバザーに続いて、10月には「バンコク・クライメート・アクション・ウィーク(BCAW)」にも参加されたそうですね。 吉本:はい。10月には、バンコク主催の気候変動に関するイベント「バンコク・クライメート・アクション・ウィーク(BCAW)」が開催されました。その中で、日本の「OECC(一般社団法人海外環境協力センター)」と横浜市が共同で出しているブースがあり、そこからお声がけいただき、『ACTA+』としてピッチ登壇の機会をいただきました。 ...
【イベントレポート横浜・竹中工務店】建築端材がアート作品に。子どもたちと生み出す「循環するもの...
竹中工務店「サーキュラー支店」展でワークショップ実施。循環型経済への一歩を子どもに届ける 2025年9月27日(土)〜30日(火)、株式会社竹中工務店による企画展「サーキュラー支店」展が、神奈川県の「旧第一銀行横浜支店」で開催されました。「サーキュラー支店」は、今回のイベントにて4日間限定で開店する架空の支店です。 今回『ACTA+』は、企画展のプログラムの1つとして、小学生を対象にした廃材アートのワークショップを担当。竹中工務店より「サーキュラー支店のコンテンツとして、一緒に企画できるものはないか」とご相談いただいたことが、きっかけとなりました。 建築業界では「建てては壊す」を繰り返す「スクラップアンドビルド」が主流でしたが、現在は廃材を資源として再利用し、循環させる「サーキュラーエコノミー」への転換が求められています。 竹中工務店はこうした課題に向き合い、建築のプロセスを「つくる・つかう・つなぐ」の3つの視点から再構築し、資源の循環を促す独自の取り組み「サーキュラーデザインビルド®」を掲げ、実践しています。今回の企画展「サーキュラー支店」展は、こうした循環型の未来を広く紹介する機会として企画されました。 イベントでは、建築現場で生まれる端材の再活用事例や廃材の再活用をテーマにしたアイデアコンペ、サーキュラー建材の展示など、さまざまなプログラムが行われました。 『ACTA+』廃棄物を素材としたアート・クラフトワークショップの開催概要 今回の『ACTA+』の廃材アートワークショップは、以下の通り開催されました。 【廃棄物を素材としたアート・クラフトワークショップ 開催概要】・会場:神奈川県横浜市中区本町6丁目50-1・日程:①9月27日(土)9:30~11:00 ②9月28日(日)15:00~16:30・所要時間:90分間・対象者:小学校1年生~6年生・定員:各回20名・講師:西村 卓さん ワークショップでは、建築現場で生まれる端材や役目を終えた身近な素材を活用し、15cm角のフィールド上に自分だけのアートやクラフトを制作しました。 ▲アート・クラフトワークショップ会場の様子 コンクリート片やアクリル板。建築端材からアイデアを形にする貴重な体験に 今回の「廃棄物を素材としたアート・クラフトワークショップ」では、アーティストの西村 卓さんが講師を務めました。西村さんは大学で木彫を専攻し、卒業後も大学教授の助手を務めながら木彫の制作に携わってきました。現在は『ACTA+』のアーティストとしても活動中で、透明樹脂や廃棄物など異素材を組み合わせた立体作品や小物など、幅広い表現を手がけています。 ワークショップでは、建築現場で生まれる以下の素材を使って作品を制作しました。 【ワークショップで実際に活用した素材】・端材木片・コンクリート片・アクリル板・ボイド管 など 小学生の子どもたちは、西村さんのサポートのもと、素材の形や質感を確かめながら15cm角のフィールドに自分なりの「けんちく」や「まち」を表現。家のモチーフや鉛筆など、自由な発想から個性豊かな作品が次々と生まれました。 廃材という本来なら捨てられる建築端材が、子どもたちの手によってオリジナルの作品へと生まれ変わる、クリエイティブな時間となりました。 【アート・クラフトワークショップの様子】 ▲西村さんのサポートのもと、モチーフをつくる子どもの様子 ▲制作途中の家のモチーフ ▲完成した家のモチーフ 廃材に触れる体験を通じて、環境意識の「自分ごと化」にも近づいた|イベント振り返り 今回のワークショップの会場内には、複数の企業が出展していました。会場となった「旧第一銀行横浜支店」は歴史ある建物で、雰囲気の良い魅力的な場所でした。竹中工務店の建築現場で発生する廃棄物が展示されており、「これから廃材を使って、面白いことをするのだな」と来場者の期待感が高まる空間でした。 ワークショップの参加者は小学校の低学年と高学年が中心で、アーティスト・西村さんとの近い距離のやりとりの中でのびのびと創作し、展示されていた廃棄物にも興味津々の様子が伝わってきました。建築の廃材について知識のない状態お子さんも多く、ケイカル板を見て「石?」と驚いている姿も見られ、素材との出会い自体が学びになっていたようです。 特に、好奇心旺盛な子どもたちが「こうつくりたい」と明確な意思を持って制作に取り組み、西村さんはその発想を尊重しつつ、必要なときにサポートして創作する時間が生まれていました。また、保護者も一緒に夢中で手を動かす姿が多く見られ「子どもと一緒に楽しめました」という声もいただき、親子で共有できる創作の機会になったと実感しました。...
【イベントレポート横浜・竹中工務店】建築端材がアート作品に。子どもたちと生み出す「循環するもの...
竹中工務店「サーキュラー支店」展でワークショップ実施。循環型経済への一歩を子どもに届ける 2025年9月27日(土)〜30日(火)、株式会社竹中工務店による企画展「サーキュラー支店」展が、神奈川県の「旧第一銀行横浜支店」で開催されました。「サーキュラー支店」は、今回のイベントにて4日間限定で開店する架空の支店です。 今回『ACTA+』は、企画展のプログラムの1つとして、小学生を対象にした廃材アートのワークショップを担当。竹中工務店より「サーキュラー支店のコンテンツとして、一緒に企画できるものはないか」とご相談いただいたことが、きっかけとなりました。 建築業界では「建てては壊す」を繰り返す「スクラップアンドビルド」が主流でしたが、現在は廃材を資源として再利用し、循環させる「サーキュラーエコノミー」への転換が求められています。 竹中工務店はこうした課題に向き合い、建築のプロセスを「つくる・つかう・つなぐ」の3つの視点から再構築し、資源の循環を促す独自の取り組み「サーキュラーデザインビルド®」を掲げ、実践しています。今回の企画展「サーキュラー支店」展は、こうした循環型の未来を広く紹介する機会として企画されました。 イベントでは、建築現場で生まれる端材の再活用事例や廃材の再活用をテーマにしたアイデアコンペ、サーキュラー建材の展示など、さまざまなプログラムが行われました。 『ACTA+』廃棄物を素材としたアート・クラフトワークショップの開催概要 今回の『ACTA+』の廃材アートワークショップは、以下の通り開催されました。 【廃棄物を素材としたアート・クラフトワークショップ 開催概要】・会場:神奈川県横浜市中区本町6丁目50-1・日程:①9月27日(土)9:30~11:00 ②9月28日(日)15:00~16:30・所要時間:90分間・対象者:小学校1年生~6年生・定員:各回20名・講師:西村 卓さん ワークショップでは、建築現場で生まれる端材や役目を終えた身近な素材を活用し、15cm角のフィールド上に自分だけのアートやクラフトを制作しました。 ▲アート・クラフトワークショップ会場の様子 コンクリート片やアクリル板。建築端材からアイデアを形にする貴重な体験に 今回の「廃棄物を素材としたアート・クラフトワークショップ」では、アーティストの西村 卓さんが講師を務めました。西村さんは大学で木彫を専攻し、卒業後も大学教授の助手を務めながら木彫の制作に携わってきました。現在は『ACTA+』のアーティストとしても活動中で、透明樹脂や廃棄物など異素材を組み合わせた立体作品や小物など、幅広い表現を手がけています。 ワークショップでは、建築現場で生まれる以下の素材を使って作品を制作しました。 【ワークショップで実際に活用した素材】・端材木片・コンクリート片・アクリル板・ボイド管 など 小学生の子どもたちは、西村さんのサポートのもと、素材の形や質感を確かめながら15cm角のフィールドに自分なりの「けんちく」や「まち」を表現。家のモチーフや鉛筆など、自由な発想から個性豊かな作品が次々と生まれました。 廃材という本来なら捨てられる建築端材が、子どもたちの手によってオリジナルの作品へと生まれ変わる、クリエイティブな時間となりました。 【アート・クラフトワークショップの様子】 ▲西村さんのサポートのもと、モチーフをつくる子どもの様子 ▲制作途中の家のモチーフ ▲完成した家のモチーフ 廃材に触れる体験を通じて、環境意識の「自分ごと化」にも近づいた|イベント振り返り 今回のワークショップの会場内には、複数の企業が出展していました。会場となった「旧第一銀行横浜支店」は歴史ある建物で、雰囲気の良い魅力的な場所でした。竹中工務店の建築現場で発生する廃棄物が展示されており、「これから廃材を使って、面白いことをするのだな」と来場者の期待感が高まる空間でした。 ワークショップの参加者は小学校の低学年と高学年が中心で、アーティスト・西村さんとの近い距離のやりとりの中でのびのびと創作し、展示されていた廃棄物にも興味津々の様子が伝わってきました。建築の廃材について知識のない状態お子さんも多く、ケイカル板を見て「石?」と驚いている姿も見られ、素材との出会い自体が学びになっていたようです。 特に、好奇心旺盛な子どもたちが「こうつくりたい」と明確な意思を持って制作に取り組み、西村さんはその発想を尊重しつつ、必要なときにサポートして創作する時間が生まれていました。また、保護者も一緒に夢中で手を動かす姿が多く見られ「子どもと一緒に楽しめました」という声もいただき、親子で共有できる創作の機会になったと実感しました。...
【お客様事例】小学生向けイベントから始まる家具屋と地域とのつながり。山下家具店×『ACTA+』...
昭和21年5月に創業し、79年を迎える老舗家具専門店の「山下家具店」。 新潟県内で複数店舗を展開し、一般家庭向けの家具小売(BtoC)から、ホテル・オフィス・学校など法人向けの家具製造(BtoB)まで、多岐にわたる事業を行っています。自社に製造部門を持ち、機能性と感性の両面から居住空間の快適を追求。 安心・安全に配慮した品質と、専門的な知識をもとに、豊かな暮らしを実現する住まいづくりにじっくりと取り組んでいます。 そんな山下家具店が、『ACTA+』と初のコラボレーション企画を実施。 2025年8月23日(土)・24日(日)の2日間、「ヤマシタ亀田店」にて小学生向けのイベント「ART WORK SHOP 家具づくりの端材からオリジナルカラーのアートコースター作ろう!」を開催しました。 今回は、この『ACTA+』とのコラボレーション企画開催の背景や対応について、山下家具店代表取締役社長・山下修一郎さんにお話を伺いました。 ▲株式会社山下家具店 代表取締役 山下修一郎さん 未就学児から小学生へ。親子で「来店のきっかけ」つくる新たな挑戦 ――今回のワークショップが開催されたことになった背景を教えてください。 山下修さん(以降、山下さん):当社では以前にも、学習デスクのメーカーさんと連携して未就学児を対象とした体験型イベントを行ってました。家具づくりの端末材を使って楽しんで、いわばSDGsをテーマにしたワークショップです。ただ、多くの人にとって扱いにくいことや、メインの目標が幼稚園・保育園の層に限られていたため、同じ内容を考えるのが難しかったです。 そこで、『ACTA+』のお話しの中で、「もう少し広い年齢層に向けて展開できるのでは」というご提案をいただきました。 ――イベントの目標を小学生にしたのは、どういった考えがあったのでお願いします。 山下さん:私たちの主なお客様と、今回のイベント対象者が集まります。ライフステージで言えば、家を建てたり、マンションを購入したりするタイミングにあたるのが「未就学児から小学生の子を持つ親御さん」です。 また、今は家具もネット通販や大型チェーンが増えて、お客様からすれば家具専門店は「入りにくい」と感じられることも少なくありません。そのため、まずは「来店のきっかけ」をつくり、心理的な問題を下げることが大切だと思いました。 イベントお子様が楽しみ、親御さんも店内をご覧いただければ、新たな認知や親近感につながったと思いました。 展示会での出会いがきっかけ。『ACTA+』の提案力がはじめて決まる ――『ACTA+』とコラボレーションすることになったきっかけと決めて教えてください。 山下さん:『ACTA+』さんとの出会いは、昨年6月に東京で開催された展示会でした。当初は、『ACTA+』を扱っているアーティストの作品を店舗で販売できないということでお話を進めておりますが、代表の橋本さんとお話を進めていく中で、「ワークショップの設計」や「行政との連携」など、アート作品の販売に継続しない継続的なご提案をいただいております。 私たちにはなかった企画や運営のノウハウをお持ちで、目標の拡大やプロモーション設計、予約・運営管理の仕組み、行政手続きなど、具体的にご提案いただけたことが大きな決め手となりました。私たちだけでは実現が難しかった部分を補っていただけると感じています。 「認知の再構築」と「運営サポート」に期待。『ACTA+』との協働で実現した安心の設計イベント ――今回の発表にあたって、『ACTA+』にはどのようなことが期待されていましたか? 山下さん:期待していたのは「認知の再構築」と「初来店設計の現状を下げる体験」でした。 私たちは創業から長い地域にありますが、特に30〜40代の世代にとっては「親世代が知っている家具店」という印象が強く、実際に店舗に足を運んだことがある方はあまりありません。今回のイベントの開催は小学生、未就学児層から小学生の親御さんとなって対象を広げられました。 もう一つ期待していたのは、店舗側の実務工数を抑えながらも、品質・安全・満足度を高く維持できる「イベント運営の伴走」です。イベントの準備や安全面の配慮、当日の進行など、通常業務とは異なる多くの工程が必要になりますが、『ACTA+』さんは企画段階から丁寧にお伴走してまいりました、安心してお任せできました。 目標達成率約9割。満足今後も効果を実感 ...
【お客様事例】小学生向けイベントから始まる家具屋と地域とのつながり。山下家具店×『ACTA+』...
昭和21年5月に創業し、79年を迎える老舗家具専門店の「山下家具店」。 新潟県内で複数店舗を展開し、一般家庭向けの家具小売(BtoC)から、ホテル・オフィス・学校など法人向けの家具製造(BtoB)まで、多岐にわたる事業を行っています。自社に製造部門を持ち、機能性と感性の両面から居住空間の快適を追求。 安心・安全に配慮した品質と、専門的な知識をもとに、豊かな暮らしを実現する住まいづくりにじっくりと取り組んでいます。 そんな山下家具店が、『ACTA+』と初のコラボレーション企画を実施。 2025年8月23日(土)・24日(日)の2日間、「ヤマシタ亀田店」にて小学生向けのイベント「ART WORK SHOP 家具づくりの端材からオリジナルカラーのアートコースター作ろう!」を開催しました。 今回は、この『ACTA+』とのコラボレーション企画開催の背景や対応について、山下家具店代表取締役社長・山下修一郎さんにお話を伺いました。 ▲株式会社山下家具店 代表取締役 山下修一郎さん 未就学児から小学生へ。親子で「来店のきっかけ」つくる新たな挑戦 ――今回のワークショップが開催されたことになった背景を教えてください。 山下修さん(以降、山下さん):当社では以前にも、学習デスクのメーカーさんと連携して未就学児を対象とした体験型イベントを行ってました。家具づくりの端末材を使って楽しんで、いわばSDGsをテーマにしたワークショップです。ただ、多くの人にとって扱いにくいことや、メインの目標が幼稚園・保育園の層に限られていたため、同じ内容を考えるのが難しかったです。 そこで、『ACTA+』のお話しの中で、「もう少し広い年齢層に向けて展開できるのでは」というご提案をいただきました。 ――イベントの目標を小学生にしたのは、どういった考えがあったのでお願いします。 山下さん:私たちの主なお客様と、今回のイベント対象者が集まります。ライフステージで言えば、家を建てたり、マンションを購入したりするタイミングにあたるのが「未就学児から小学生の子を持つ親御さん」です。 また、今は家具もネット通販や大型チェーンが増えて、お客様からすれば家具専門店は「入りにくい」と感じられることも少なくありません。そのため、まずは「来店のきっかけ」をつくり、心理的な問題を下げることが大切だと思いました。 イベントお子様が楽しみ、親御さんも店内をご覧いただければ、新たな認知や親近感につながったと思いました。 展示会での出会いがきっかけ。『ACTA+』の提案力がはじめて決まる ――『ACTA+』とコラボレーションすることになったきっかけと決めて教えてください。 山下さん:『ACTA+』さんとの出会いは、昨年6月に東京で開催された展示会でした。当初は、『ACTA+』を扱っているアーティストの作品を店舗で販売できないということでお話を進めておりますが、代表の橋本さんとお話を進めていく中で、「ワークショップの設計」や「行政との連携」など、アート作品の販売に継続しない継続的なご提案をいただいております。 私たちにはなかった企画や運営のノウハウをお持ちで、目標の拡大やプロモーション設計、予約・運営管理の仕組み、行政手続きなど、具体的にご提案いただけたことが大きな決め手となりました。私たちだけでは実現が難しかった部分を補っていただけると感じています。 「認知の再構築」と「運営サポート」に期待。『ACTA+』との協働で実現した安心の設計イベント ――今回の発表にあたって、『ACTA+』にはどのようなことが期待されていましたか? 山下さん:期待していたのは「認知の再構築」と「初来店設計の現状を下げる体験」でした。 私たちは創業から長い地域にありますが、特に30〜40代の世代にとっては「親世代が知っている家具店」という印象が強く、実際に店舗に足を運んだことがある方はあまりありません。今回のイベントの開催は小学生、未就学児層から小学生の親御さんとなって対象を広げられました。 もう一つ期待していたのは、店舗側の実務工数を抑えながらも、品質・安全・満足度を高く維持できる「イベント運営の伴走」です。イベントの準備や安全面の配慮、当日の進行など、通常業務とは異なる多くの工程が必要になりますが、『ACTA+』さんは企画段階から丁寧にお伴走してまいりました、安心してお任せできました。 目標達成率約9割。満足今後も効果を実感 ...