【イベントレポート】家具づくりの現場から生まれた素材を作品へ。『ACTA+』×ヤマシタ亀田店の親子向けワークショップ

【イベントレポート】家具づくりの現場から生まれた素材を作品へ。『ACTA+』×ヤマシタ亀田店の親子向けワークショップ

家具づくりの端材を、親子のものづくり体験へ。『ACTA+』と山下家具店がワークショップを開催


2026年8月22日(土)~23日(日)の2日間、新潟県新潟市のヤマシタ亀田店にて、親子向けワークショップ「山下家具店の工場からでる廃材でおうち型凸凹レリーフづくり」が開催されました。
山下家具店は、新潟県内で複数店舗を展開するインテリア・家具専門店です。

今回の企画は、8月22日(土)から24日(月)までヤマシタ亀田店で行われた家具の祭典「家具フェスタ」のプログラムの一つです。株式会社ACTA PLUS(以下、『ACTA+』)は、親子向けワークショップの企画を支援しました。



△会場全体の様子


作品づくりに使ったのは、山下家具店の工場で家具を製造する過程で生まれた木の端材です。細長いものや四角いもの、丸みを帯びたものなど、一つとして同じではない木片を活かしながら、参加者は「壁に飾れる凸凹レリーフ」を制作しました。

今回の開催に向けては、山下家具店の工場スタッフの皆さんも材料づくりから参加。「どんな形なら、子どもたちが面白がってくれるだろう」「どうすれば自由な発想につながるだろう」などと、子どもたちの反応を思い浮かべながらアイデアを出し合い、材料を検討しました。


△ワークショップに向けて、材料について話し合う山下家具店の工場スタッフの皆さん


山下家具店では、昨年も同時期に『ACTA+』と親子向けワークショップを開催し、100組近くの親子が訪れました。参加者満足度は94%と好評で、その反響を受けて、今年も夏休みの特別企画として実施することになったのです。

▼昨年開催したワークショップの様子はこちら
https://acta-plus.com/blogs/acta-journey/report_yamashita2508


【山下家具店の工場からでる廃材でおうち型凸凹レリーフづくり 開催概要】

・会場:ヤマシタ亀田店

・住所:新潟県新潟市江南区早苗2-525

・開催日:2026年8月22日(土)~23日(日)

・時間:10:30~16:30(10:30~/13:00~/15:00~)

・対象者:小学生とその保護者

・所要時間:約90分

・参加費:無料(事前予約制)

・講師:西村卓さん

・後援:新潟市教育委員会



アーティストの発想と職人の技術でアイデアを形に。世界に一つの「凸凹レリーフ」づくり


当日、ワークショップのテーブルには、山下家具店の工場から集められたさまざまな木の端材が並びました。天然の木目を活かしたものに加え、赤や黄色、水色、緑などに彩色された木片も用意。直線的なパーツだけでなく、曲線や丸みのある形もあり、見ているだけでも想像が膨らむような素材が集まりました。


△実際にワークショップで使用したさまざまな形の木の端材


ワークショップの講師を務めたのは、『ACTA+』のパートナー(アーティスト)としても活躍している西村卓さんです。

子どもたちは、さまざまな形の木の端材から好きなものを選び、組み合わせながら少しずつ作品をつくり上げていきました。同じ材料でも、並べ方ひとつで作品の印象はがらりと変わります。「どのように配置するか」に正解のない制作の中で、子どもたちは西村さんから木片の配置や構成のヒントを直接教わりながら、自分なりの表現を形にしていきました。

プロの彫刻家ならではの視点に触れながら、自由な発想でものづくりに取り組める、学校や家庭での制作とは一味違う体験を提供しました。


△参加者を見守る西村さん(画像中央奥)


また、制作の途中では、卓上バンドソーなどの本格的な機械も使用。はみ出した部分のカットや角の面取りなどは、山下家具店の家具職人さんが安全面に配慮しながら作品づくりをサポートしました。

西村さんのアドバイスを通して自由に表現する面白さを知り、家具職人さんからは木を加工する本格的な技術を学べるのが、今回のワークショップならではの魅力です。こうしたサポートを受けながら、子どもたちのアイデアが作品となり、一人ひとりの個性が表れた「凸凹レリーフ」が完成しました。


△機械を駆使してサポートする山下家具店のスタッフさん


△作品づくりの様子

 

参加者満足度98%!家庭ではできない本格的なものづくり体験に高い評価


今回のワークショップには2日間で84名が参加。ワークショップ終了後に実施したアンケートでは、50件の回答が寄せられました。

「大変満足だった」と回答した方は全体の76%で、「大変満足だった」「満足だった」を合わせると98%です。昨年に引き続き、高い満足度となりました。

アンケートで特に多く見られたのが、普段なかなか体験できない本格的な制作工程への反応です。「普段家庭ではできないような制作ができた」と回答した割合は88%、「職人さんの仕事に触れられて学びになった」という回答は72%にのぼりました。

自由に木の端材を組み合わせる楽しさだけでなく、山下家具店の家具職人から直接レクチャーを受けながら、家庭ではなかなか体験できない作品づくりに取り組めたことが今回の満足度につながったようです。

アンケートの自由記述では「子どもが夢中になっていた」「スタッフの方がみんな優しかった」といった感想も複数見られました。自由な発想で作品をつくれることや、夏休みの自由研究にもつながる点を評価する声も聞かれています。

なお、アンケートとは別に、運営側でも当日の参加者とのやり取りをもとに、印象に残ったエピソードを記録しました。その一部を紹介します。



▼当日の参加者の反応(一部抜粋・運営記録より)


●小学6年生の男の子とお母さま

もともとものづくりが好きで、無料で参加できるワークショップと知り参加。家具職人と一緒に制作できたことがとても楽しかったそうです。


●小学3・5年生のご兄弟とご家族

昨年のワークショップにも参加しており、その体験がとても良かったことから今年も来場。昨年のコースター制作から、さらに内容がアップデートされており、とても楽しめたそうです。


●小学4・6年生の姉弟とご両親

お父さまが昨年の体験をとても気に入っており、今年の広告を見て「絶対に行こう」と家族で参加。子どもたちだけでなく、ご両親も一緒に制作を楽しめたそうです。


●年長・小学3・4年生の三姉妹とお母さま

お母さまの友人家族と夏休みの思い出づくりとして参加。家具職人が制作をサポートしてくれたため、子どもが思い描いた形を諦めず、作品として形にできたとのことでした。




まとめ|アーティストと職人から学ぶものづくり体験。廃材の可能性と楽しさを地域へつなぐ


最後に、『ACTA+』代表・橋本季和子より、当日を振り返ってのコメントを紹介します。


【イベントを終えて|『ACTA+』代表 橋本より】

「山下家具店の工場からでる廃材でおうち型凸凹レリーフづくり」にご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

昨年に続き、今回も多くの方にご参加いただいたワークショップでした。何より嬉しかったのは、子どもたちがアーティストの西村さんや家具職人さんたちと一緒に、目を輝かせて本格的なものづくりに挑戦する姿を見られたことです。

山下家具店さんの工場から出る廃材が、子どもたちの自由な発想で世界に一つの素敵なアートに生まれ変わる瞬間には、私自身も胸が熱くなりました。また、職人さんたちにとっても、自分たちの技術や仕事が、子どもたちの笑顔や喜びにつながることを実感できた、特別な時間になったのではないかと感じています。

今後も、ものづくりの楽しさや木の温もりを地域の皆さまと分かち合えるような企画をお届けしていきたいと思います。


△完成した作品たちと山下家具店スタッフの皆さん、西村さん


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